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プログラミング教室には通った方が良い?メリットや注意点を解説

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プログラミング教室には通った方が良い?メリットや注意点を解説

プログラミング教室には通った方が良い?メリットや注意点を解説

小学校でプログラミング教育が必修化されて数年が経過し、大学入学共通テストでも2025年度から情報科目が新設されることになりました。周囲で、プログラミング教室に通っているお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
プログラミングが求められる時代だと感じていても、親世代は学校で学んできていませんし、何をどう学び、どんなメリットがあるのかなどをイメージするのは難しいでしょう。そのため、なかなかプログラミング教室に通うことを決断できないという方も多いと思います。
そこで今回は、プログラミング教室では何をどのように学べるのかをご紹介するとともに、メリットや注意点についても解説していきます。
ぜひ、検討の材料にしてくださいね。




1. 【プログラミング教室とは】

プログラミング教室では、パソコンやタブレットを使ってプログラミングを学習していきます。
教室によってカリキュラムは様々ですが、プログラミングと聞いてイメージする「コードを書いて覚える」という形よりも、プログラミングを通して論理的思考を学ぶことや想像する力を育むことに重点をおいていることが多いです。
初級では、Scratch(スクラッチ)のようなコードを使わないビジュアルプログラミングで学んでいくことが多いので、全くの初心者からでも安心してスタートできます。
組み立てたロボットをプログラミングで動作させることをメインとした教室もあり、ロボット教室という名称で開講していることもあります。
もちろん、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Ruby・Java・Python などのプログラミング言語を学べるカリキュラムのあるプログラミング教室もあります。

プログラミングスキルを競う大会や検定試験も開催されているので、実力を試すこともできますよ。

プログラミング教室の数は年々増えており、大手学習塾やパソコン教室、IT企業、教材メーカーが中心ですが、プログラミングや教育とは関連性のない大手企業が新規事業として参入していたり、個人やボランティアで運営されている教室もあります。


1-1. <プログラミング教室の授業形式>

プログラミング教室と一口にいっても様々な授業形式がありますので、それぞれの特徴をご紹介します。


1-1-1. 少人数のグループ形式

4〜8名程度のグループで授業を受ける形式です。グループで協力して作品を作ったり、個々に課題に取り組む時でも互いに教え合ったりと、コミュニケーションをとりながら進めていくことが多いのが特徴です。グループに対して1名の講師がついていますので、質問などもしやすい環境です。
仲間に刺激をもらうことができますし、協力して取り組むことで、プログラミングに関するスキルだけでなく、コミュニケーション能力やチームワーク、リーダーシップなどが身につきます。


1-1-2. 集団講義形式

学校の授業のように、先生が多人数の生徒に対して講義を行う形式です。コミュニケーションを取ることが苦手なお子さんでも、先生の講義を聞きながらスキルを高めていくことができます。集団とはいっても、他の生徒の作品や考え方に触れることができるので、新しい視点や発想の気づきにつながるというメリットもあります。
また、一人の先生に対する生徒数が多いので費用が比較的安いことが多いです。


1-1-3. 個別指導形式

1対1で先生が指導してくれる形式です。ゆっくりと学んでいきたい、どんどん先に進んでいきたいなど、自分のペースで学習を進めたい場合に最適です。疑問に思ったことがあれば、即座に質問し、丁寧に解説してもらうこともできます。


1-1-4. オンライン形式

自宅などで、オンラインで学習する形式です。
いつでも好きなタイミングで、自分のペースで学習を進められますが。わからないことがあってもすぐに質問することができません。チャットや月に1回〜数回設けられている質問会などで解決することになります。自分で答えを探しながらコツコツ勉強するのが好きなお子さんに向いているといえます。費用は、対面式と比べると安いです。
オンライン形式の中でも、講義形式や個別指導形式で授業を行っているケースもあります。



1-2. <プログラミング教室の費用>

教室やカリキュラムによってかなり幅がありますが、入会金+授業料+教材費+その他費用がかかります。


1-2-1. 入会金

5千円〜1万5千円程度
※1万円前後のところが比較的多いようです。0円というところもあります。


1-2-2. 授業料

月2回のコースと月4回のコースを設けているところが多いです。また1回の授業時間も60分だったり90分だったりと教室によって異なるので、参考程度に見てください。
集団講義形式のほうが授業料は比較的安く、個別指導形式は高くなります。
また、授業の難易度が高いコースの方が高い費用が設定されているケースがほとんどです。
授業料に教材費が含まれている教室もあります。

月2回:5千円〜1万2千円程度
月4回:8千円〜1万8千円程度

講師から直接授業を受けないオンライン形式のプログラミング教室の場合は、3千円〜8千円程度です。


1-2-3. 教材費

教室やプログラムによってかなり差が出る部分です。ロボットなどの教材が買取式の場合はかなり高額になるケースもあります。

0円〜6万円程度


1-2-4. その他費用

パソコンやiPadなどのデバイスのレンタル費用や、教室運営費用、大会参加費用などがかかる場合があります。



2. 【プログラミング教室のメリット】

プログラミング教室に通うと、どんなメリットがあるのでしょうか?


2-1. <ITの素養が身につく>

IT業界に限らず、今はありとあらゆる業界でITが活用されており、日常生活にも密接に関連しています。これからの時代を生きていく子供たちにとって、なくてはならない教養のひとつといえます。プログラミング教室に通うことで、学校で学習する以上にITに触れる機会を持つことができるので、ITの素養が身につくといえます。


2-2. <論理的思考力・問題解決力が身につく>

プログラミングでは、物事を順序立てて考えていく必要がありますので、論理的思考力が身につきます。
プログラミングの過程でエラーが発生した際、どこが原因なのかを考えて仮説を立て、それに沿ってやり方を変更した結果正しく動作するのかを検証し、ダメならまた他の原因を考えて…というプロセスを繰り返して正解を導き出すことになります。なんらかの事象を分解して捉えて原因を突き止めるといったプロセスを繰り返すことは、論理的思考力、問題解決力の向上につながります。


2-3. <創造力が身につく>

プログラミング教室では、新しいものを想像し プログラミングによって 形作って行くことになります。 例えば ゲーム開発であれば、どんなゲームがどんな仕掛けがあったら面白いのかなどをイメージし、 それをどうすれば実現できるのかを考えていきます。 何かを真似るだけではなく新しく生み出すという経験ができるのも プログラミング教室の特徴と言えます。 AI では真似できないような発想力 想像力を身につけていくことが今後求められることを考えると、非常に重要な力であると言えます。


2-4. <コミュニケーション力が身につく>

グループで取り組む カリキュラムになっている場合は、仲間とコミュニケーションを取りながら1つの作品を作っていくことになります 。そのため、自然とコミュニケーション能力が身についていきます。


2-5. <仲間がいることで モチベーションが保ちやすい>

オフライン形式や、オンラインでもリアルタイムで繋がりながら授業を受ける形式の場合は、仲間と一緒にプログラミングの学習に取り組むことができます。一緒に頑張る仲間がいることで良い刺激を受け、 楽しみながら学習することができるので、 集中力も持続しやすいでしょう。 一緒に作品を作ることで、自分だけではたどり着けなかったような新しい発想が生まれ、より良い作品作りにもつながります。


2-6. <学校の授業を理解しやすい>

小学校の授業で学ぶプログラミングはそれほど難しいものではありませんが、何もわからないまま授業を受けることに不安を感じる
お子さんもいらっしゃると思います。プログラミング教室で学んでおくことにより、学校の授業をスムーズに理解することができるため、お子さんにとって自信にもつながります。
中学校、高校でも情報の授業の中でプログラミングを学ぶことになりますので、小さい頃から プログラミングに慣れ親しんでいることは中学校以降の授業を理解しやすくなることにもつながるでしょう。


2-7. <大学入学共通テストの対策になる>

お子さんが小学生の場合はまだまだ先の話にはなりますが、冒頭でもご紹介したように 2025年度から大学入学共通テストで情報の科目が新設されます。
すでに難関国立大学をはじめとした多くの大学が受験を課すことを発表しており、今後さらに受験の必要性が高まることも十分に考えられます。
学校の授業で学ぶ以上の学習をプログラミング教室で積み重ねておくことは将来的に大学入学共通テストの対策にもなると考えられます。



3. 【プログラミング教室に通う場合の注意点】

プログラミング教室に入って失敗だった…と後悔しないための注意点をご紹介します。


3-1. <子供にあった教室を選ぶ>

プログラミング教室と言っても様々な種類があります。お子さんの興味やタイプ、スキルレベルに合わせた教室を選ばなければ楽しく学ぶことができず、その結果思ったようにスキルが身につかないということにもなりかねません。
お子さんとよく話をして、できれば体験などにも参加して、お子さんにあった教室を選びましょう。


3-2. <スキル習得までの道のりは長いと心得る>

初めの頃は「遊んでいるだけなのでは?」と不安になるかもしれませんし、成長が見えないと感じるかもしれません。しかし、そう短期間で目に見える成果が現れるものではないということを理解しておきましょう。時間をかけて、お子さんの思考力や発想力が身についていくのを見守ってください。


3-3. <総合的な費用を把握しておく>

習い事においても、費用対効果は大切だと思います。入会金が0円、授業料もお手頃だと思って入会したら、教材費で数万円かかった…となってしまうと残念ですよね。
教室を選ぶ際には、総合的な費用を比較するようにしましょう。



4. まとめ

プログラミング教室に通うことで、プログラミングスキルだけではなく、論理的思考力、問題解決力、コミュニケーション能力などの汎用性の高い力を身につけることが期待できます。様々な授業形式、カリキュラムがありますので、教室体験などにできるだけ参加し、お子さんが楽しく学べる教室を探してくださいね。

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