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【高校受験】いつから何をやる?オススメの勉強方法とNG行動を解説

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【高校受験】いつから何をやる?オススメの勉強方法とNG行動を解説

【高校受験】いつから何をやる?オススメの勉強方法とNG行動を解説

多くの中学生にとって初めての受験となる高校受験は、わからないことだらけだと思います。中学生は勉強だけでなく、部活動や友達とのコミュニケーションなど、忙しい人も多いことでしょう。充実した高校生活を送るために避けては通れない高校受験を乗り越えるには、効率的に勉強を進めていく必要があります。

そこで今回は、高校受験はいつからどんなことをしたら良いのか?おすすめの勉強方法に加えて、やってはいけないNG行動もご紹介します!






1. 高校受験の勉強はいつから何をする?

高校受験に向けた勉強に、多くの中学生が本腰を入れ始めるのは中学3年生の夏休みからといえます。多くの学校では、中学3年生の夏頃に部活などを引退することになるので、勉強1本に絞ることができるタイミングがこの時期になることも関連しています。しかし、そこからやれば十分というわけではありません。力を伸ばすためには基礎固めが必要ですが、それには当然時間がかかります。中学3年生の夏休みには、入試に向けた問題演習を進められるように、1~2年生の間に基礎固めをしておくことをオススメします。

もう1つ、1~2年生からコツコツと勉強をしておくことが大切な理由があります。

それは、高校受験には内申点も重要だということです。内申点とは中学校生活での成績を点数化したもので、定期テストの得点はもちろん、授業態度や提出課題などによって総合的に評価されます。

内申点の割合や評価対象になる時期は自治体や学校によって異なりますが、公立高校においては、入試の成績と内申点を合わせた点数で選抜が行われます。割合が高い自治体では、50%が内申点で決まる場合もあります。私立高校では、1年生~入試前の全ての成績を対象とする場合もあり、1年生からの積み重ねが大切になってくるのです。今1~2年生の方は、是非日々の学習を大切にし、コツコツ勉強を進めるようにしましょう。

3年生の夏休みには、苦手な科目や単元の克服に力を入れましょう。基礎固めを終わらせ、この時期から問題演習を通じて応用力を身に着けることができれば、9月から余裕をもって進められます。

9月~冬休みまでは、模試が増える期間でもあります。演習を進めるとともに、模試で間違えた部分は理解できるまで徹底的に見直しましょう。

冬休み前から入試までは、応用問題や過去問を解き進めながら本番に備えます。間違えた問題は丁寧に見直して理解し、同様の問題が出ても確実に正解できるようにしましょう。



2. 受験勉強を始める前にやっておきたいこと

2-1. 自分の現在の実力を確認する

自分がいま、どれくらいの実力があるのかを確認しましょう。塾が提供している学力テストや模試を受けてみるのはもちろんのこと、これまでやってきた勉強を振り返り、何が苦手で、何がまだ理解できていないのかなどを確認します。苦手なところだけではなく、得意な部分も把握しておくのがポイントです。

模試は定期的に受け、志望校までの距離を確認するようにしましょう。



2-2. 志望校を決める

志望校を決めましょう。目標が決まることで、どのように勉強をしたら良いかの計画が立てやすくなります。

志望校は、偏差値だけではなく、学校の雰囲気や通学時間、設備や部活動など、様々な観点からよく調べて、実際に足を運んで決めるようにしましょう。



2-3. 入試日程を確認する

公立、私立、エリアなどによって入試日程は異なります。志望校を決めたら、いつ、どの学校を受験するのか、入試スケジュールを確認しましょう。



2-4. 勉強計画を立てる

自分の実力では、志望校に合格するために、いつまでにどんな勉強をしなければならないのか、入試から逆算して勉強計画を立てましょう。

中長期的な勉強計画だけではなく、1ヶ月程度の短期的な目標を決めて、計画を立てると実行しやすいです。1ヶ月程度ごとに、想定よりも進んでいるところ、遅れているところがあれば見直すようにし、最終的な目標を達成できるようにしましょう。



3. 科目別!オススメの勉強方法

3-1. 国語のオススメの勉強法

国語は、数学のように答えが明確ではないので、勉強の仕方が難しいと思う方が多いかもしれません。国語の中でも、暗記が基本となる漢字や文法、古文や漢文などは勉強の成果が表れやすいので、まずはこうした知識を定着させていくようにするとよいでしょう。基礎演習を重点的に行うことをオススメします。古文に興味が持てない方は、古典を題材にした漫画を読んでみるのもオススメです。

現代文の長文読解は、より多くの問題を根気強く解いていく必要があります。たくさん文章問題を解くことで読解力を身につけ、問題形式や記述式の解答の書き方に慣れていくようにしましょう。ただこなすのではなく、答え合わせの時には納得がいくまで解説を読みこむ、もしくは先生などに説明してもらうことがポイントです。

受験までまだ時間のある1~2年生の時には、できるだけ読書をしておくことをオススメします。特に論説文などに触れておくと、着実に力がついていきますよ。



3-2. 数学のオススメの勉強法

数学は、基礎問題でつまずいてしまうと、応用問題を解くことができません。まずは基礎問題をしっかり解けるようになるまで繰り返しましょう。数学には公式がありますが、暗記したら解けるというわけではありません。なぜこの式で答えが導き出せるのかということをしっかりと理解しておけば、複雑な応用問題でも活用できるようになります。どの問題にどのような公式を使って解けばいいのかは、演習を繰り返し行うことで素早く判断できるようになります。できる限り多くの問題を解いて、様々な問題に触れておくようにしましょう。問題を解く、先生に聞く以外にも、友達に教えることによって理解を深める方法もオススメです。わかりやすくアウトプットするには、教える側がより深く理解しておく必要があります。



3-3. 英語のオススメの勉強方法

英語では単語や文法に加えて、リーディング、リスニングの対策も進める必要があります。単語と文法の知識が基本となりますので、まずは教科書や問題集で単語や基本文法を学びましょう。単語だけ、文法だけで覚えるというよりも、例文の中で単語の意味や文法の使い方を学んでいった方が頭に入りやすいです。また書くだけではなく、声に出して読んだり、ネイティブの発音を聞いたりすることで、より効率的に学ぶことができます。

単語と文法の基礎が固まってきたら、リーディングとリスニングも進めましょう。

リーディングは長文問題をたくさん解くことも大切ですが、興味のある記事や小説を英語で読むこともオススメです。楽しみながら読み進めることで、効率的にリーディングスキルを高めることができます。

リスニングでは、とにかく耳を英語に慣らすことが必要です。ネイティブの発音が収録されたリスニング用の教材を繰り返し聞くようにしましょう。また、音読もリスニング強化に有効です。繰り返し聞いたり読んだりすることで、はじめは聞き取れなかった部分も、徐々に聞き取れるようになるでしょう。

英作文のスキルは、単語、文法、リーディング、リスニングをしっかりと学べば、自然と身についていきます。初めは例文の書き写しから始め、次に例文をアレンジして自分の考えを文章化します。慣れてきたら、少しずつ長い文章を作成しましょう。



3-4. 理科のオススメの勉強方法

理科は、暗記しなければならないものも多いですが、実験結果などから考察する問題や、計算が必要な問題もあります。単に暗記するだけでは、こういった問題に対応しづらくなります。重要語句がまとまっている問題集を活用したり、図や表を見ながら覚えたり、全体のつながりを意識しながら暗記するようにしましょう。

理科は、苦手な単元と得意な単元がわかれやすい教科でもあります。演習を繰り返して苦手な単元を明らかにし、そこを強化して克服することで、全体の得点をアップさせられるでしょう。



3-5. 社会のオススメの勉強方法

社会は、とにかく暗記が多い科目です。問題集を活用して、記憶の定着をはかりましょう。

文字だけで覚えようとすると時間がかかる上に、忘れてしまう可能性が高いので、年表やイラスト、地図などと組み合わせて記憶に残りやすくする工夫も必要です。また、背景や因果関係を理解しながら覚えると、頭に入ってきやすくなります。歴史は、時系列も意識しながら覚えていきましょう。なかなか興味が持てないという方は、苦手な年代だけでも、歴史漫画などを読んでざっと流れを頭に入れておくと覚えやすいですよ。

地理ではグラフを読み解く問題も出題されますので、暗記以外の対策も必要です。



4. やってはいけない!高校受験のNG行動

4-1. 参考書や問題集を何冊も使う

良いと聞いたものを片っ端から購入してしまい、参考書や問題集を何冊も使って勉強しようとすると、結果的に成績が上がらないことが多いです。買ったことで満足してしまっていたり、できない問題の見直しに十分な時間が割けなかったり、学習が中途半端になってしまうからです。

参考書や問題集は数を絞って何度も繰り返し勉強し、その中でできない問題がなくなるようにしましょう。



4-2. 生活のリズムを崩して勉強する

受験勉強に時間を割くことは必要ですが、毎日深夜まで勉強して生活のリズムが崩れると、結果的に効率的な学習ができません。入試も日中行われますから、日中にピークが来るようにリズムを整える必要があります。寝る時間と起きる時間、勉強する時間などのスケジュールを立て、規則正しい生活をするようにしましょう。



4-3. 学校の勉強をおろそかにする

高校受験では、中学で勉強したことが出題されます。学校での勉強は、基礎固めのためにも手を抜かずしっかりと行いましょう。内申点という観点でも、学校の成績は重要です。テスト勉強はもちろん、日々の授業にまじめに取り組み、提出物なども確実に提出しましょう。



5. まとめ

高校受験では、自分の現在の位置と目標との距離を明らかにし、それを踏まえて計画的に勉強を進めていきましょう。とにかく時間をかけて勉強するのではなく、より効率的に勉強できるように考えながら取り組むことが必要です。

基本的な勉強方法はあるものの、最適な勉強方法は人によって異なります。学校や塾の先生にも相談しながら、自分に合った勉強方法を見つけてくださいね。

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