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【高校受験】志望校選びの8つのポイントとやってはいけない選び方

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【高校受験】志望校選びの8つのポイントとやってはいけない選び方

【高校受験】志望校選びの8つのポイントとやってはいけない選び方

人生には様々なターニングポイントがありますが、そのうちの一つが高校受験といえるでしょう。どの高校に進学するかは、大学などへの進学、将来どのような仕事をするのか…ということにも影響します。また、高校生活の3年間でどのような友人と出会い、どのように過ごすかは、今後の人生全体にも影響を与えるでしょう。そんな重要な志望校選びは、本人にとっても、保護者様にとっても、絶対後悔したくないことだと思います。そこで今回は、高校受験における志望校選びのポイントと、やってはいけない選び方をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。






1. 志望校選びの8つのポイント

志望校選びのポイントは複数あり、何を重視するかは人によって異なります。この章では、主なポイントを8つご紹介しますので、優先順位を考えながら読んでみてください。



1-1. 学校の雰囲気(校風)

抽象的な部分ではありますが、高校の雰囲気が自分に合うかどうかは非常に重要なポイントです。例えば、進学校と、スポーツ校とでは、雰囲気は大きく異なるでしょう。もちろん、その2つに分けられるわけではなく、1校1校雰囲気は異なります。学校が掲げている理念や、校則が厳しいのか自由なのかという点は、高校のホームページなどでも確認ができますので、まずはそれをチェックしてみてください。
実際の雰囲気を感じとるには、『現地に行く』または『先生や実際に通っている生徒から話を聞く』といった生の情報を得ることが重要です。各高校では、学校説明会やオープンスクールを実施していますので、これらに参加してみましょう。学校説明会は、保護者様と生徒に向けたイベントで、各高校が単独で行う場合もあれば、地域合同で開催される場合もあります。オープンスクールは、入学を検討している中学生向けに校舎を開放して開催され、模擬授業や部活体験に参加できたり、現役生徒と直接話せたりするイベントです。こちらは、生徒本人向けのイベントで、より学校の雰囲気を感じ取ることができます。近年はオンラインでオープンスクールを開催している高校もあります。手軽に学校のことを知ることができるので、遠方の学校や、志望度がそれほど高くない学校などの場合は、利用しやすいと思います。しかし、直接体験するものとは得られる情報の量や質が劣ってしまいますので、できるだけ、直接訪問することをオススメします。



1-2. 学力レベル(偏差値等)

行きたいと思った学校に行くために頑張って勉強をするわけですが、そうはいっても現状の成績と志望校との学力レベルがあまりに乖離していては、限られた時間で相当な努力が必要になってしまいます。ですので、学校の学力レベルは正しく把握しておきましょう。模試を受けると、点数や偏差値、順位だけではなく、合格圏内の高校や安全圏の高校、頑張れば可能性があるチャレンジ枠の高校などを示してくれる場合があります。それらの具体的な高校名を参考にしたり、偏差値から志望校となりそうな高校を探してみたりするのも一つです。ただし、模試の結果は、あくまでもその時点での評価です。今後の頑張りによって偏差値が上がることは多いですし、逆に勉強をおろそかにすることで偏差値が下がってしまうことも0ではありませんので、その点には注意しましょう。



1-3. 通学時間(交通利便性)

高校へは、週5~6日、部活動などがある人であれば、ほとんど毎日通うことになります。月に数回程度行く場所であれば気にすることはなくても、通学時間となるとそうはいきません。どれくらいの時間を通学時間にかけても良いか…という目安を考えて、そこから志望校を考えてみましょう。かかる時間だけではなく、交通利便性についても考慮する必要があります。かかる時間は同じであっても、乗り換えなしの1本で通える場合と、何度も乗り換えをしなければならないような場合では、負担は異なります。また、自転車であれば行きやすくても、公共の交通機関を使うと時間がかかるというような場合もあり、雨の日の通学が大変…なんてことも。通学時間だけではなく、交通利便性についても確認するようにしましょう。



1-4. 学べる内容

高校は、総合的に学べる一般的なものだけではありません。商業高校や工業高校、理数系や国際系に特化した高校などもあります。何を学びたいのか、もしくは、何が学べるのかを調べて、志望校を決めるというのも1つのポイントです。例えば、高校で留学をしたいと考えているのであれば、留学制度が整っている学校を探してみてください。



1-5. 部活動などの課外活動

高校で、部活動を頑張りたいと考えている人もいるでしょう。これまで続けてきたスポーツや文化活動などを継続したいと考えていても、高校にその部活動がなければ、続けることが難しくなってしまいます。高校で、部活動に力を入れたいと考えているのであれば、近隣で希望する部活動がある高校をリストアップしたり、強豪校を調べてみたりして、志望校を検討するのも良いでしょう。スポーツ推薦のような制度を設けている学校もありますので、そちらも合わせてチェックしてみてくださいね。部活動以外にも、委員会活動や生徒会活動などが活発な学校や、各種コンテストなどに積極的に参加している学校などがあります。こうした課外活動も、志望校選びの一つのポイントになるでしょう。



1-6. 設備

単純に、毎日勉強する校舎がオシャレでキレイであれば嬉しいですが、設備とはそれだけはありません。勉強をするための施設が整っていたり、部活動のためのグラウンドやコンサートホールがあったりと、独自の設備を備えている学校もあります。こうした設備も、志望校を決めるときのポイントとして押さえておきましょう。



1-7. 大学への進学実績、企業への就職実績

大学への進学を考えているのであれば、その高校の進学実績は必ず確認しておきましょう。先輩たちがどのような大学に進学しているかをみれば、その高校ではどれくらいの大学に行ける可能性があるのか、おおよその予測ができます。また、指定校推薦の枠についても確認しておくことをオススメします。企業への就職を目指しているのであれば、同じく就職実績を確認しましょう。行きたい大学や、働きたい業界などが決まっている場合は、こうした進学・就職実績を一つのポイントとして志望校を検討してみましょう。



1-8. 学費

まずは、私学か公立かというところで、学費は異なってきます。私立高校でも学校によって学費が異なるため、事前に調べておきましょう。自治体によっては、公立私立問わず高校の無償化が進んでいるところもありますが、多くはありません。また、入学金と基本の学費以外に、制服代や施設利用料、修学旅行などの積立金などの費用も別途必要です。学費以上に、こうした費用による差が大きい場合も多いです。3年間でかかる費用の総額をある程度把握し、無理なく通えるところを志望校選びの一つのポイントとしてください。



2. 後悔しないために…やってはいけない選び方

この章では、やってはいけない選び方をご紹介します。ついやってしまいがちなことが多いので、是非目を通していただき、注意して志望校を選びましょう。



2-1. 仲の良い友達が志望しているから

仲の良い友達と一緒に高校生活を送りたいという気持ちはわかります。友人関係は、高校生活においても重要ですし、友達と一緒に志望校を目指すことは励みにもなるでしょう。しかし、それだけで選んでしまうと失敗してしまうかもしれません。学校は学びに行くところであって、遊びに行くところではありません。自分に合わない学校に入って授業がつまらないと感じてしまったり、校風が合わずにストレスを抱えてしまったり、入りたい部活動がなかったり…ということが起こり得ます。しっかりと自分自身を基準として、志望校を決めるようにしましょう。



2-2. 知名度が高いから

知名度の高い学校にいくと『いい環境で過ごせそう!』『なんとなく自慢できそう!』と感じるかもしれませんが、知名度が高いからといって、自分にとっていい高校であるとは限りません。知名度が高いからこそ、情報が取得しやすいともいえますので、よく調べるようにしましょう。



2-3. 学校の先生に勧められたから

学校の先生は、現在の成績や過去の経験から検討し、生徒に合うと思う高校を勧めてくれるかもしれません。生徒自身の考えや希望を伝えて、よく相談した上でのことであれば良いですが、自分の意志を持たずそれだけで志望校を決めてしまうのはオススメしません。入学後何らかの壁にぶつかったときなど、「先生がこんな学校を勧めたからだ。」と人のせいにしてしまうことにもなりかねません。勧められた学校を志望校にするとしても、しっかりと自分で調べて、納得して自分の意志で志望校を選ぶようにしましょう。その点でいえば「親任せ」にすることも同様です。保護者様はできるだけ子供の意思を尊重し、子供自身はしっかりと自分の意志で志望校を決めることが大切ですよ。



2-4. 偏差値がちょうどよいから

入学できるかどうか、入学後の学力レベルがマッチするかどうかは重要なことなので、最優先してしまう人もいるでしょう。確かに、志望校選びの際にポイントの一つとして偏差値を確認することは必要ですが、偏差値だけで選んでしまうと、学校になじめなかったり、楽しめなかったりして、貴重な3年間を無駄にしてしまうかもしれません。楽しめないだけではなく、学力レベルの低下につながってしまう可能性もありますので、偏差値だけで志望校を選ばないようにしましょう。



3. まとめ

高校受験での志望校選びでは『雰囲気』『学力レベル』『通学時間』『学べる内容』『部活動』『設備』『進学・就職実績』『学費』など、様々なポイントからよく検討することが必要です。そして何より、こうしたポイントを考慮しながら自分の意志で志望校を選ぶことが大切だと思います。やってはいけない選び方も参考にしていただき、納得のいく志望校を見つけてくださいね。

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