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【高校受験】勉強しない子供に何ができる?原因と対策について解説

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【高校受験】勉強しない子供に何ができる?原因と対策について解説

【高校受験】勉強しない子供に何ができる?原因と対策について解説

高校受験を控えた中学生のお子さんを持つ保護者の中で、「子供が勉強しない…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。中学生は多感な時期であり、保護者の言葉を素直に受け止めることはとても難しいですから、「勉強しなさい!」と頭ごなしに言うだけでは逆効果になることも多いです。
そこで今回は、高校受験を控えた子供が勉強をしない原因とともに、中学生の保護者が取るべき対策や、逆にやってはいけない行動などをご紹介します。
子供が自主的に勉強をして無事高校に合格できるようサポートするためのヒントにしてくださいね。






1. 高校受験を目指す子供が勉強しない原因(理由)と対策

まずは「なぜ勉強しないのか?」ということを理解することから始めましょう。
原因がわかれば適切な対策を取ることができます。
この章では、中学生によくある「勉強しない原因」と「対策」についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。



1-1. 自分の好きなことをして遊びたい

中学校の勉強は、小学校の時と比べると科目数も増え、内容も難しくなっています。さらに学年が上がるごとに難易度がどんどん上がりますので、早い段階で分からない単元や苦手科目が出てくると、高校受験対策を本格的にスタートさせる頃には「自分は勉強が嫌い」「勉強は難しい」「勉強は分からない」と完全にマイナスイメージを持ってしまっているケースもあります。こうなると勉強は苦痛ですし、「今更勉強しても仕方ない」と諦めてしまうことにもなりかねません。


1-1-1. 対策

勉強に対して強い拒否反応を示している場合は、まず簡単な目標を立てて、それを達成する経験を積み重ねましょう。成功体験を積めば自信につながり、勉強に対する苦手意識が薄れ、徐々に勉強に前向きに取り組めるようになります。気持ちが前を向けば、自然と勉強に取り組む時間が増え、それに比例して成績も向上していきますので、より自信を持つことができ良い循環が生まれます。やる気が生まれたら勉強に関する話を聞いてくれるようになりますので、子供と相談しながら勉強のスケジュールや方法を一緒に考えていきましょう。

また、英語や数学については、前の単元を理解していることを前提として授業が進んでいきますので、一度つまずいてしまうとその先の授業を理解するのは非常に難しくなります。どこでつまずいてしまったのかを明らかにし、まずはその部分を学習することで、その先の勉強にもついていけるようになるでしょう。



1-2. 高校受験をすることの意義を感じられない

そもそも高校受験をすることの意義を感じられていなければ、しんどい思いをしてまで勉強しようとはなりません。保護者としては、高校受験は当たり前のように思ってしまいますが、子供が納得しているとは限らないのです。


1-2-1. 対策

大人になると、子供の頃勉強しておけばよかったと感じることも多いです。とはいえ「大人になったら勉強しておいた方がよかったと思うから、今のうち勉強しなさい」と言っても、中学生にそんな遠い未来の話は現実味がありません。この場合、高校生活ではどんなことが待っているのかという、近い未来について話をしてモチベーションを高めるようにしましょう。より具体的なイメージを持てるように、高校の文化祭やオープンスクールに行ってみたり、知り合いの先輩に話を聞いてみたりすることをオススメします。



1-3. 勉強しなくても何とかなると思っている

日本の高校進学率は非常に高く、おそらくお子さんの周りにいる少し年上の人たちも当たり前のように高校に通っていることが多いと思います。そのような姿を見ていると、「勉強をしなくてもとりあえず高校には行けるだろう」と考えてしまっている可能性もあります。
志望校を決めて受験をする意思がある子供であっても、早い段階で受けた模擬試験で成績が良かったがために、頑張って勉強をしなくても合格するだろうと油断している場合もあります。


1-3-1. 対策

どんな高校でも良いのであれば、今の学力でも高校に入学することはできるかもしれません。しかし高校受験の目的は高校入学ではなく、その先の高校生活をより充実したものにすることです。高校に入ったらどんな生活をしたいのかという点を明確にし、そのために高校受験が必要だと分かれば意欲も湧いてくるはずです。
油断している場合は、高校受験の現実をしっかり伝えることです。模擬試験はあくまでも模擬試験であって、本番ではありません。また、早い時期の模擬試験ではまだ本格的に勉強をしていなかった子たちが、後半になって一気に学力を伸ばしてくることも十分に考えられます。そうした現実を理解した上で、定期的に模擬試験等で実力を確認するようにしましょう。



1-4.勉強をする環境が整っていない

特に自宅で勉強をしている場合、環境が整っていないことが弊害になっているケースがあります。自宅にはゲームや漫画、テレビなどの誘惑がたくさんあり、勉強の合間の休憩がいつの間にか何時間も経っていた…なんてことも耳にします。


1-4-1. 対策

自宅で勉強をする場合には、自分が一番集中できると思う環境を整えることが重要です。周囲に人がいたほうが集中できるならリビングで、静かでないと集中できないなら自分の勉強部屋で、それぞれ誘惑となるものを遠ざけて取り組みましょう。時には家族の協力も必要です。勉強時間も休憩時間もそれぞれ時間を計って行動するとメリハリがつきます。
家の環境を整えるのが難しい場合、図書館や塾の自習室などを利用するのもオススメです。



1-5.勉強以外の悩みを抱えている

中学生になると交友関係も広がり、関係性も複雑になっていきますので、友人関係や恋愛の悩みを抱えているケースも少なくありません。自分自身の容姿にもより気を遣うようになり、周りと比べて悩んでしまう子もいるでしょう。大きな悩みを抱えている中学生にとっては、勉強どころではないというのが正直なところです。


1-5-1. 対策

中学生になると、なんでも親に話せる関係性を保つことは難しいケースが多いです。だからといって何も聞かずに子供任せにしていては、解決できず大きな問題になることも考えられます。会話は少なくとも子供の様子をよく観察し、適度な声掛けを行うことで、サポートできるとよいですね。




2. やってはいけない保護者のNG行動

すべてのご家庭に当てはまるわけではないですが、多くの保護者が悩んでいる子供への勉強の促し方。
この章では、やってはいけないNG行動についてご紹介します。



2-1.「勉強しなさい!」と叱りつける

保護者としては勉強しなさいと言いたくなりますが、頭ごなしに叱りつけても逆効果です。勉強しようという気持ちはあるのに保護者から先に言われてしまうと、余計反発してしまいます。気持ちはわかりますが、そこはグッと堪えてできるだけ見守りましょう。
それでも勉強をしない場合には「何時から勉強するの?」「今日はなんの教科を勉強するの?」というように、具体的な勉強の予定を聞くような声掛けをしてみてください。



2-2.他の子供と比較する

子供の友達や親戚の子供はちゃんと勉強している、成績が良い…と他の子供と比較するのもNGです。親に認めてもらえていないと感じて反発したり、やる気がなくなったりしてしまいます。周囲との比較ではなく、子供自身の変化に対して、「よく頑張ったね。」「今回は少しうまくいかなかったから、次はどうしたらいいか考えようか」と、声をかけるようにしましょう。



2-3.ペナルティを与える

勉強をしなければペナルティを課されるとなると、さらに勉強に対するイメージが悪化してしまいます。また、ペナルティを避けたいという思いで勉強をすると効率は下がってしまいます。親への反抗心も強くなってしまうことが懸念されますから、ペナルティによって勉強をさせようという対応は避けましょう。



2-4.ご褒美でつる

ご褒美はポジティブなアクションのように見えますが、長い目でみると効果的な方法であるとはいえません。ご褒美があるから頑張るという動機づけをしてしまうと、ご褒美がなければ頑張れなくなってしまいます。結局、やらされてしまっているのです。
これが終わったら『好きなテレビを30分だけ見よう』『好きなゲームを15分だけやろう』というように、自分で息抜きのタイミングを決めて頑張るというのはもちろん問題ありません。むしろ効果的に集中力を高められると言えるでしょう。大事な休憩のタイミングで、頑張っている子供の好きな食事やお菓子を用意しておいてあげるそんなサポートであればきっと自然と子供にも応援する気持ちが届くと思いますよ。



3. まとめ

高校受験が初めての受験というお子さんも多いと思います。受験期になるとクラスの雰囲気が少し変わり、プレッシャーを感じるようになると思います。

中学生になると、行動範囲や交友範囲も広がり、やりたいことも増えて1日の時間が足りないことでしょう。そんな中で勉強に集中するのはとても大変であるということを理解した上で、モチベーションを高める声掛け、サポートができるといいですね。

今回、よくある勉強しない理由をご紹介しましたが、お子様によって原因は様々です。中学生になると、話し合うということもなかなか難しいかもしれませんが、それとなく勉強の環境を整えてみたり、オープンスクールの情報を示してみたり…と対策を試してみてくださいね。
試行錯誤しても中々変わってくれない…という時は、1人で悩まずに知り合いの保護者に相談してみるのもよいでしょう。あるいは学校の先生や高校受験のプロである塾の先生に相談して、一緒に対策を考えてみることをオススメします

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